状況判断よく、味方にパスを出す技能を高める手だて
「ラインパス鬼ごっこ」
- 1分間、ミニバスケットボールのハーフコート内で行います。
- チーム対戦制で行い、3回表裏攻防戦で競います。(1分×6セット)
- チームのメンバー全員が鬼、ターゲットになるように子どもたちにスターティングメンバーを決めさせます。ターゲットは、タッチされたら交代します。1分間は、鬼の交代をしません。
- 3人の鬼がランパスをしながら、2人のターゲットを追い詰めてボールを持った鬼がタッチしたら鬼の勝ち、時間内に逃げ通したら、ターゲットの勝ちとなります。
- スタート時のターゲットが時間内を逃げ切ったら1人につき10点、交代したターゲットが逃げ切ったら1点、鬼がターゲットにタッチしたら各1点として得点を競い合います。
- 鬼は、ボールを保持して3歩まで歩けますが、3秒以上ボール保持はできません。
- ボール
- ストップウォッチ(キッチンタイマー)
- 得点板
- ミニコーン
- ビブス
- 状況判断よく、味方にパスを出すという感覚、技能を育てます。
- ボールとターゲットの動きを見ながらランパスを続け、パスを出した直後、またはボールを持っていないときに素早くターゲットの動く方向に移動するという感覚と動きをつくり出していくゲームです。
- ボール運動で必要となるコミュニケーションスキル「声を出す」ことも指導していきましょう。
特に、キャッチする人が「はい!」とパスを要求すること、
パスを出す人は「○○」とパス方向を声で指示すことはゲームの中で重要になります。