開脚跳び
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■ 跳び箱への乗り下り
- できるだけゆっくりと腕支持をし、体重移動を感じながらマットの遠くへ下りるように意識させます。
- 跳び箱を腕支持だけで跳び越えたり、跳び箱の横に長椅子を置き、そこに乗った状態から腕支持で跳び箱を跳び越えたりする場を用意すると、腕支持での体重移動の感覚に慣れていきます。
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■ 着手位置と目線
- 跳び箱の前方へ着手するように意識させます。
- 目線は着手位置ではなく、3、4m前方を見るようにさせます。目標物を用意して跳ぶと、目線が定まり、安定した開脚跳びへと近づきます。
■ 補助をして開脚跳び
- 軽く助走をして、開脚跳びに挑戦します。教師は跳び箱の横に立ち、補助をします。跳び箱に着手した子の腕(肘よりも上)をつかみ、もう片手でおしりを押して水平方向への体重移動をサポートします。
- 肩が着手位置よりも前に出ることを体重移動のめやすにします。
■ 開脚跳び
- 助走から両足での踏み切り、着手、着地までの一連の動きで開脚跳びに挑戦します。
- ドン(踏み切り)→パン(着手)→トン(着地)のリズムでできるようにします。
- ペア、または3人組を作り、交代で試技を行うと、友だちと関わりながら学習を進めることができます。