- 低学年体育のいろは
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集合・整列のさせ方は、「集まりっこ遊び」をとおして
クラスの人数などを考えて
横列の数を決めておく。
低学年では縦列4人を一班にすると
いろいろな学習で扱いやすい
- 体育の学習は教室を離れ、机やいすがない場所での学習となります。集まり方、並び方を教えるだけでも
大変な低学年の子どもたちです。ゲーム化をして楽しみながら覚える工夫をしていくとよいでしょう。
集合するときに周りの子どもとぶつかることでトラブルになることもあるので留意しておきましょう。 - 基本の隊形を作ります。4列横隊、縦列は男女混合、教師を中心にして横列の真ん中が並ぶように隊形を作ります。
学習に合わせて2人組(男女ペア、男男・女女)、4人組(縦の班)、8人組(隣の班との見合い学習)、10人組(横列)と
グループ分けがしやすくなります。この時の集まり方の合図(例えば片手をグーにして顔の前に出す)を決めておくと、この後の他の隊形の合図との違いが一目瞭然となります。 - 「集まりっこ遊び」を繰り返し行うことで、集合整列の仕方を身につけられるようにしていきます。
「好きな遊具を一つ触って戻ってこよう」
「3人の人とジャンケンをしてから集まろう」
「ケンケンで○○までいったら帰りは走って戻ろう」
このように一つ課題を提示して集まることを繰り返していきます。
このとき教師の立ち位置の向きを変えたり、立つ場所を変えたりして変化をつけると、子どもたちは飽きずに何度も並ぶことができます。
「10、9、8、・・・3、2、1」とカウントしたり、早く集まれた班の順番をつけたり、集まった後の並び方、座っての待ち方のよい子どもをほめたりといろいろな声かけをしていくとよいでしょう。
周りの子どもとぶつからずに集まる、ぶつからずに並べることができたらすぐにほめるようにしていきましょう。